OSインストールを行い、起動した素の状態でカバーを閉じるとパソコンがスリープしてしまう。
その対策を真っ先に行うことにした。
RHELのマニュアル上では、/etc/systemd/logind.confを編集する流れになっているが、Fedoraではその位置に設定ファイルは無い。
テンプレートとなる設定ファイルは/usr/lib/systemd/logind.confにあるので、そちらを流用することになる。
/usr/lib/systemd/logind.confのコメント部分を読むと、/etc/systemd/logind.conf.d/あたりにコピーするかなんかしちゃって~みたいな事が書いてあるので、そこにンベッと設定を置いていくことにする。
Bash
sudo mkdir /etc/systemd/logind.conf.d/
sudo vim /etc/systemd/logind.conf.d/99-logind.conf
[Login]
HandleSuspendKey=ignore
HandleSuspendKeyLongPress=ignore
HandleHibernateKey=ignore
HandleLidSwitch=ignore
HandleLidSwitchExternalPower=ignore
設定後は、Systemdにてsystemd-logindを再起動させて設定を反映させればOKです。
Bash
sudo systemctl restart systemd-logind
よく見かける記事では、
systemctl mask sleep.target suspend.target hibernate.target hybrid-sleep.target
コマンドを実行しているパターン(systemctl maskのみと、設定を変える手順の合わせ技など)もあるようですが、正しく設定されていれば基本的には不要っぽい。
逆に、設定が正しく反映されていないのに「systemctl unmask sleep.target suspend.target hibernate.target hybrid-sleep.target」コマンドを実行してしまうと、カバーを閉じたときにsystemd-logindプロセスがエラーを吐き続け、大量のエラーログでディスクを圧迫し、さらにCPUを占有してしまうためオススメしていません。