麻相芳樹 のすべての投稿

生まれ … 福島県 年齢  … 23歳 性別  … ♂ 小学2年の頃、初めて父のPCをいじり始める。 (当時記憶にある情報からFMV-DESKPOWER SEFMV-5120D5と断定しました。) 小学4年の頃には、PCを分解してプライマリ・セカンダリの関係性をある程度理解する。それと同時に、1GBあったHDDが起動ドライブとなっていたので、後に父親が増設した2GB HDDを起動ドライブにした。 英語が読めない鼻垂れ小僧だった俺は、ジャンパピンの設定に苦労していた。 その頃には起動ディスク(FD)を使用して再セットアップ等を行っていた。 fdiskとか setup /cとかコマンド打って起動するのがふと懐かしく思える。 小5の頃には【パーティションを分割して活用する本】が愛読書に。 コミュ障まっしぐらの小僧時代w

Fedora40をノートPCでサーバーとして利用する最低限の設定(スリープさせない)

OSインストールを行い、起動した素の状態でカバーを閉じるとパソコンがスリープしてしまう。
その対策を真っ先に行うことにした。

RHELのマニュアル上では、/etc/systemd/logind.confを編集する流れになっているが、Fedoraではその位置に設定ファイルは無い。
テンプレートとなる設定ファイルは/usr/lib/systemd/logind.confにあるので、そちらを流用することになる。

/usr/lib/systemd/logind.confのコメント部分を読むと、/etc/systemd/logind.conf.d/あたりにコピーするかなんかしちゃって~みたいな事が書いてあるので、そこにンベッと設定を置いていくことにする。

Bash
sudo mkdir /etc/systemd/logind.conf.d/
sudo vim /etc/systemd/logind.conf.d/99-logind.conf

[Login]
HandleSuspendKey=ignore
HandleSuspendKeyLongPress=ignore
HandleHibernateKey=ignore
HandleLidSwitch=ignore
HandleLidSwitchExternalPower=ignore

設定後は、Systemdにてsystemd-logindを再起動させて設定を反映させればOKです。

Bash
sudo systemctl restart systemd-logind

よく見かける記事では、
systemctl mask sleep.target suspend.target hibernate.target hybrid-sleep.target

コマンドを実行しているパターン(systemctl maskのみと、設定を変える手順の合わせ技など)もあるようですが、正しく設定されていれば基本的には不要っぽい。

逆に、設定が正しく反映されていないのに「systemctl unmask sleep.target suspend.target hibernate.target hybrid-sleep.target」コマンドを実行してしまうと、カバーを閉じたときにsystemd-logindプロセスがエラーを吐き続け、大量のエラーログでディスクを圧迫し、さらにCPUを占有してしまうためオススメしていません。