Fedora20でBonding

今回当方サーバー(NAS共用)の家庭内のトラフィック増加により、NICの追加を行い負荷を分散化させることとした。(Windowsで言うチーミングです)

やっておけば、負荷分散化・冗長化が出来、ケーブルを誤って抜いてしまったり、断線してしまった、またはNicが故障した等のトラブルからのサービスダウンを防ぐことができます。

また、複数NIC環境だとNic1と2が稼働中で、Nic2の方へ届いたパケットをNic1で返答してしまうという挙動をするので、それを防ぐためでもあります。

(例)WindwosからNASへ接続要求

①NAS側非Listen Nic1(稼働中 主にWebサーバー)

②NAS側Listen Nic2(稼働中)

Windowsからの接続要求→②のNICで受信→①のNICで送受信

 

これではNicを増やした意味が全くない。というわけで今回Bondingするわけである。

[root@WingsOfBlueFlame ***]# vim /etc/modprobe.d/bonding.conf
上記ファイルを新規作成し、
alias bondN bonding
と入力して保存する。

当方環境は、p6p1 p7p1が該当NICになるので、
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-p6p1
DEVICE=”p6p1″
BOOTPROTO=”none”
ONBOOT=no
USERCTL=no
MASTER=bond0
SLAVE=yes
HWADDR=4C:E6:76:D8:9C:7F

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-p7p1
DEVICE=”p7p1″
BOOTPROTO=”none”
ONBOOT=no
USERCTL=no
MASTER=bond0
SLAVE=yes
HWADDR=BC:AE:C5:E1:AA:4E

と記載する。

新規ファイル作成し、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-bond0 というファイルに
DEVICE=bond0
TYPE=Ethernet
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=none
IPV6INIT=no
USERCTL=no
IPADDR=自分の環境に合わせて
GATEWAY=自分の環境に合わせて
DNS1=自分の環境に合わせて

BONDING_OPTS=”mode=0 primary=p7p1 miimon=250″

と記載する。
NetworkManagerではBonding設定が有効にならないため、

# systemctl stop NetworkManager
# systemctl disable NetworkManager

で無効化してしまいませう。
# systemctl start network
# systemctl enable network

でnetworkサービスに移行してしまおう。

んでめんどいから再起動で対応。

——————-2014/05/9 追記———————-

それまでNetworkManagerでサーバ運営していたが、追加Nicの動作うんぬんで、より自分が求めてた動作に近いBondingをすることにしたのだが、
結局は購入したNICが原因で動作が鈍くなる事象が多々発生。

故障だった模様…。

NetworkManagerのときに使っていた設定ファイルをリストアして使い始めたがNetworkサービスがエラーを吐くもんで、元々つかってた方を再有効にし現在運用している。

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